全日本ED選手権 第2戦いなべモータースポーツランド

5月29日(土)30日(日)の2日間で開催されたMFJ主催の全日本エンデューロ選手権にリンクオイルサポートライダーの2名が国際B級クラスで出場しました。

・国際B級 長嶋選手 マシン:BetaRR4T350 ※使用オイル:TORQUE15W50
・国際B級 青木選手 マシン:BetaTT2T125 ※使用オイル:R2レーシング(ギアオイル特注)

2日間に渡って戦われたレース。
高校一年生ライダーの青木琥珀選手は2週間前に右腕を練習中に骨折し完治しないままの出場。年間ポイントを考慮してノーポイントだけは避けたい状況でしたので「全開は無しで」の約束で無理を押しての出場となりました。

またNAGmotorsの代表でもある長嶋選手は2021年東日本エリア戦での国際A級昇格を目指している関係で今回の全日本戦は自身のポイントには関係のない「腕試し参戦」でした。

土曜日の初日。
前日までの大雨の関係で路面状況は激悪。多くの選手がコース攻略に苦しむ中、悪路走行に強い長嶋選手が総合で4位に浮上。
腕の痛みでバイクを抑えきれない青木選手は中盤くらいの順位でストレスを貯める展開に。

日曜日のレース。
昨日までの悪路がかなり改善されてきて全体的にスピードレースの展開に。
長嶋選手に土曜日の疲れもあって徐々に順位を下げる中、チームメイトの青木選手が若さ爆発の猛烈な追い上げ。
まだ完全に治ってない右腕の痛みを忘れるほどの集中力を見せてくれて見事上位に食い込んできました。

2日間の総合結果は──

全20台中、青木選手が4位、長嶋選手が6位入賞。
青木選手は「せめて1ポイントでも取れれば」という参加でしたので、この結果は非常に満足のいくものとなりました。
長嶋選手も腕試し的に出場した全日本戦、まして新車両が1週間前に届いたばかりでセッティングもそこそこに出た大会だったので満足のいく結果かと思います。

新型コロナの影響でレース開催がずれたり開催地が変更になったりといろいろ難しい状況ですが、2名ともに国際A級昇格への期待が持てる状況です。
今後も皆様の応援をよろしくお願いします。